FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鈴木監督からのメッセージ

ここ女満別も雪解けがすすみ、日に日にあたたかさが感じられる季節になってきました。
春は出会いと別れの季節ですが、女満別高校野球部の鈴木監督が3月末で異動となり、淋しい春となってしまいました。

鈴木監督からメッセージが届きましたので、みなさまご覧ください。

         

平成17年4月、当時の学校は半数を超える網走から通う生徒と地元の生徒で人数のばらつきはあれど学年60名前後で完全二間ロ。志望校とは言えず不本意な思いを抱きながら通う生徒、夢を持つことができず、寂しさと荒れた心を持った生徒が少なからずいた。生徒指導事故が相次ぎ、グラウンドになかなか行くことのできなかった日が多かった記憶があり、そんな中でも保護者をはじめ地域の方との付き合いが励ましになった。仕事の合間を縫って学校に足を運ぶ父母、母校を愛し協力を惜しまない同窓生、地域の希望を託しいつも声をかけてくれる町民、私が元気に頑張れたのはみなさんのおかげだった。

19年夏、北見支部初優勝をした時には、地域のお年寄りが「わたし、うれしい…」と涙してくれた。
背筋が痺れるような感覚。これまでに味わったことのない感動。この時、はじめて自分の指導者としてのテーマが明確となり、無限に広がる価値の大きさに気づくことができた。 
   、
 その後、部員の減少とともに再びなかなか勝てない時が続いた。もう一度道大会に行きたいという思いを粉砕するように支部強豪校に跳ね返された。しかし、そんな時も常に応援してくれた地域の力が私を前向きにしてくれた。この時期から冬季間でもグラウンドでの練習を始め、現在の後援会の方を中心に大雪の降るたびに除雪していただいた。

 学校が落ち着きはじめ、管内でも活躍してきた選手が増えてきた。そして22年秋、9季ぶりに支部優勝し初めての円山の土を踏むことができた。初戦は十勝代表白樺学園。私が17年に赴任しその5月の練習試合でパワーの違いを見せつけられ体づくりの必要性を痛感させられた学校。試合は、序盤中盤まで女満別高校主導権を握っていたが、最終回に3点差を逆転されサヨナラという悔しいそして監督として反省点の多い敗戦となった。年が明けて3月、東日本大震災が起こり何もできない無力さを感じながら5月、春の支部を制し再び円山へ。ちょうどこの時、なでしこジャパンが世界一となりスポーツの持つ力を再認識した。初戦は、これまで毎年胸を借り続けてきた小池監督率いる旭川南。延長戦で敗れるもエース二階堂誠治の秘めたる力を感じ次に繋がる敗戦であった。敗戦帰路のバスの中でどうしても被災地に行きたいと強く思ったのを覚えている。夏、支部代表となり初戦の釧路工業、2回戦の岩見沢東を破り準決勝へ。相手は白樺学園。初回に先制するも逆転され敗戦。甲子園には届かなかったが、よくここまでこれたと感慨深い夏であった。9月秋季支部予選の直前ではあったが被災地に行くことができた。大空町の事業に参加させていただき自分の目で見、自分の手で瓦礫を運び、炊き出しをして被災者の笑顔を見ることができた。大会は支部代表となり、道大会は低温と雨の中での開幕ゲーム。過酷な条件で動きに精彩を欠く対戦校に対し、何も気にせずたくましくいつも通りの試合をした女満別に分があった。冬季、雪のグラウンドでの成果を感じるものであった。翌日の北海戦は、中盤まで互いに譲らないゲームとなったが、そつのないチーム力に押され「さすが北海」と思わせる負けない強さを感じるものであった。

 年が明け1月、思いもよらないセンバツ21世紀枠出場が決まった。これまでオホーツクで頑張ってこられた指導者や選手、これまで女満別高校を築いてこられた先輩方、そして女満別高校を守ってこられた地域の方々すべての力が結集し大きなプレゼントを頂いた。後援会の方々から、塀の中の方から勇気をもらったと感謝されたこと、生活の苦しい方が千円札を握りしめこれしかできないけど頑張ってと激励されたこと、オホーツク全体が盛り上がったこと、そして何より全町民が喜んで支援していただいたということを聞き、この上ない心をいただいた。甲子園は聖地と呼ばれるにふさわしい心地よい場所であった。

 転出が決まり、山下町長を訪ねた。これまで、球場まで何度も来ていただいた。遠隔地からでも生徒が来れるように寮を造っていただいた。室内練習場を立てるために町有地を更地にしていただいた。お世話になりっばなしで出ていく私に、思いがけなく感謝状をいただいた。涙があふれ出できた。

 多くの教え子たちが顔を見せに来てくれた。多くの地域の方たちが声をかけてくれ、有り余る心をいただいた。今日は、南ヶ丘高校が練習試合に来てくれ、思い出多い方たちが駆けつけてくれる中、若い人たちの計らいでノックを打ち指揮をとらせてもらった。感慨深い心地よい時間だった。

 これからの野球部は木戸監督、林部長、大場コーチの新体制で行います。今後とも女満別高校を皆様の力で応援していただきたいと願っています。

 平成27年4月より新天地で、生徒、父母、地域のために、そして自分自身の見聞を広める所存でおります。皆様、たいへんお世話になりました。 ありがとうございました。


                    平成27年3月30日  鈴木 收

         

鈴木監督からのメッセージ

鈴木監督からのメッセージ

鈴木監督、いままで本当にありがとうございました!
これからも益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

スポンサーサイト

プロフィール

女満別高校野球部後援会ブログ管理人

Author:女満別高校野球部後援会ブログ管理人
女満別高校野球部後援会公式ブログです。野球部スケジュールや活動報告、後援会情報を発信いたします。よろしくお願いいたします。

カレンダー

03 | 2015/04 | 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

カウンター

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。